
競馬撮影は、そのスピード感や迫力を写真に収めるため、カメラ選びが非常に重要です。
走る馬の動きを的確に捉え、美しい瞬間を逃さないためには、高速連写や優れたオートフォーカス性能を備えたカメラが必要です。
また、競馬場の広大な環境やさまざまな天候条件にも対応できる耐久性もポイントとなります。
本記事では、初心者からプロフェッショナルまで、競馬撮影に最適なカメラ10選をご紹介します。
それぞれのカメラの特徴を詳しく解説し、あなたの競馬撮影がさらに充実するようサポートします。競馬のダイナミックな瞬間を最高の形で残したい方は、ぜひ参考にしてください!
本記事の内容
本記事の信頼性

競馬撮影は、スピード感と迫力を捉えるスリリングなジャンルです。躍動感あふれるシーンを撮影するには、被写体を正確に追尾できる性能や高速連写、優れた画質が求められます。この記事では、競馬撮影に最適なカメラを10機種ご紹介します。初心者からプロまで、幅広いレベルに対応した選び方のポイントも解説します。
競馬撮影する際のカメラ選びポイント
競馬撮影用のカメラを選ぶ際に確認すべきポイントを以下の3つに絞ってご紹介します:

高速連写性能
競馬のように動きの速い被写体を撮影するには、高速連写性能が最も重要です。
被写体の微妙な位置がベストショットを左右するため、毎秒何コマ撮影できるかが重要です。
目安として、毎秒10コマ以上撮影できるカメラがおすすめです。
手ブレ補正機能
競馬撮影では望遠レンズを使用することが多く、手ブレが発生しやすいです。
そのため、手ブレ補正機能があると撮影しやすくなります。特に、レンズに光学式手ブレ補正機能がない場合は、カメラ本体に手ブレ補正機能があるか確認しましょう。
新しいミラーレス一眼カメラにはほとんど搭載されていますが、古いモデルやPENTAX以外の一眼レフカメラには搭載されていないことが多いです。
AF(オートフォーカス)性能
競走馬を撮影する際にはAF性能も重要です。
特に、メインの競走馬にピントを合わせ、他の馬をボカしたい場合は、動体追従性の高いカメラが必要です。
演算処理能力は仕様書で比較するのが難しいため、測距点数やフォーカスエリアの広さに注目すると良いでしょう。
この3つのポイントを確認すれば、競馬撮影に適したカメラ選びができますよ!
競馬の撮影にオススメなカメラの種類

競馬撮影には、動き続ける馬を安定して捉えることが求められます。以下はその点で特にオススメなカメラの種類です:
ミラーレス一眼カメラ
- 小型・軽量: 長時間の手持ち撮影でも疲れにくい。
- 高性能なオートフォーカス: 素早く動く競走馬を確実に捉えます。
- 高画質: 美しい写真を撮影できます。
競馬場では三脚が使えないため、軽量で持ち運びやすく、競馬場での移動やパドックと場内間を移動鶴際も負担が少ないミラーレス一眼カメラが最適です。
デジタル一眼レフカメラ
- 高い耐久性: さまざまな天候条件に対応。
- バッテリー寿命が長い: 一日中の撮影に適しています。
- 多様なレンズの選択肢: レースやパドック、様々なシーンに対応。
ミラーレスに比べて、ホールド性に優れていて、撮影時の安心感があります。
これらのカメラで競馬撮影を楽しんでください!

競馬の撮影にオススメのカメラ10選
1. Canon EOS R3 ☆筆者愛用カメラ

Canon EOS R3は、競馬撮影に最適な性能を備えています。
まず、秒間30コマの高速連写が疾走する馬の一瞬を確実に捉えます。また、被写体検出機能により、馬や騎手を自動で追尾し、高精度なフォーカスを実現します。視線入力AFは素早い構図決定を可能にし、速い動きの中でも理想的なフレームを構築できます。さらに、電子シャッターでの歪み軽減機能は、スピード感を損なうことなくクリアな写真を提供します。防塵・防滴性能と長時間使用可能なバッテリーも競馬場の過酷な環境に対応。
さらに、スマートコントローラが非常に使いやすく、素早くピント位置へ移動してくれます。
EOS R3はプロフェッショナルからアマチュアまで、競馬撮影に理想的なカメラです。
製品名 | Canon EOS R3 |
---|---|
マウント | キヤノンRFマウント |
センサーサイズ | フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2410万画素 |
常用ISO感度 | 100~102400 |
高速連写コマ数 | カスタム高速連続撮影:最高約195コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影+: 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕) 最高約30コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影: 最高約6.0コマ/秒(メカシャッター) 最高約8.0コマ/秒(電子先幕)、 最高約15コマ/秒(電子シャッター) 低速連続撮影: 最高約3.0コマ/秒(メカ/電子先幕/電子シャッター) |
幅×高さ×奥行き | 約150.0(幅)×142.6(高さ)×87.2(奥行)mm |
重量 | 約1015g(バッテリー、カードを含む)/約822g(本体のみ) |
2. Sony α 1 (Alpha 1)

Sony α1は、競馬撮影において卓越した性能を発揮します。
50.1メガピクセルの高解像度と最大30コマ/秒の高速連写により、疾走する馬の細部や動きを鮮明に記録可能です。被写体認識のAI搭載リアルタイムトラッキングと瞳AFは、馬や騎手を正確に捉え、安定したフォーカスを提供します。さらに、最大1/400秒のフラッシュ同調やアンチディストーションシャッターにより、動きの速い被写体でも歪みのない自然な表現が可能です。軽量コンパクトなボディは、長時間の撮影でも負担を軽減。加えて、高性能な防塵・防滴設計は競馬場のさまざまな環境に対応します。
α1は、スピードと画質を両立した競馬撮影の理想的な選択肢です。
製品名 | Sony α 1 |
---|---|
マウント | ソニーEマウント |
センサーサイズ | フルサイズ Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約5010万画素 |
常用ISO感度 | 100~32000 |
高速連写コマ数 | AUTO/電子シャッター時: Hi+:最高約30コマ/秒 Hi:最高約20コマ/秒 Mid:最高約15コマ/秒 Lo:最高約5コマ/秒 メカシャッター時: Hi+:最高約10コマ/秒 Hi:最高約8コマ/秒 Mid:最高約6コマ/秒 Lo:最高約3コマ/秒 |
幅×高さ×奥行き | 約128.9 x 96.9 x 80.8mm 約128.9 x 96.9 x 69.7mm (グリップからモニターまで) |
重量 | 約737g(バッテリー、カードを含む)/約652g(本体のみ) |
3. Nikon Z9

Nikon Z9は競馬撮影において驚異的な性能を発揮します。
最大120コマ/秒の連写速度(JPEG/低解像度)と、約45.7メガピクセルの高解像度センサーが、疾走する馬の一瞬の表情や細部を鮮明に捉えます。新開発の被写体検出AFは、人や動物、車両を認識し、馬や騎手を正確に追尾してピントを合わせます。また、電子シャッターの歪みゼロ設計により、速い動きでも自然でクリアな画像を提供。堅牢な防塵・防滴性能と長時間撮影可能なバッテリーは、競馬場のさまざまな環境に対応します。さらに、4K/120pの動画撮影も可能で、躍動感あふれるシーンを動画で記録できます。
Z9はプロフェッショナルの要求に応える競馬撮影の最適なツールです。
製品名 | Nikon Z9 |
---|---|
マウント | ニコンZマウント |
センサーサイズ | フルサイズ/FXフォーマット |
有効画素数 | 4571万画素 |
常用ISO感度 | 64~25600 |
高速連写コマ数 | • 低速連続撮影:約1~10コマ/秒 • 高速連続撮影:約10~20コマ/秒 • ハイスピードフレームキャプチャー+(C15):約15コマ/秒 • ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 • ハイスピードフレームキャプチャー+(C60):約60コマ/秒 • ハイスピードフレームキャプチャー+(C120):約120コマ/秒 ※ニコン試験条件での最大撮影速度 |
幅×高さ×奥行き | 約128.9 x 96.9 x 80.8mm約149×149.5×90.5mm |
重量 | 約1340g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く) 約1160g(本体のみ) |
4. Canon EOS R6 Mark II

Canon EOS R6 Mark IIは、競馬撮影においてコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
最大40コマ/秒の電子シャッター連写と、約2420万画素のフルサイズセンサーが、疾走する馬のダイナミックな動きを鮮明に捉えます。被写体検出AFは馬や騎手を自動で追尾し、高速かつ正確なピント合わせを実現。さらに、低照度性能が優れており、曇天や夕方の撮影でもノイズの少ない美しい写真が得られます。5軸手ブレ補正機能は動きの多い撮影時にも安定した撮影をサポート。防塵・防滴設計や軽量ボディは、競馬場での長時間撮影や過酷な環境にも対応します。
R6 Mark IIは、高速連写と操作性を兼ね備えた競馬撮影に最適なカメラです。
製品名 | Canon EOS R6 Mark II |
---|---|
マウント | キヤノンRFマウント |
センサーサイズ | フルサイズCMOSセンサー |
有効画素数 | 約2420万画素 |
常用ISO感度 | 100~102400 |
高速連写コマ数 | 高速連続撮影+: 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕) 最高約40コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影: 最高約5.5コマ/秒(メカシャッター) 最高約7.0コマ/秒(電子先幕) 最高約20コマ/秒(電子シャッター) 低速連続撮影: 最高約3.0コマ/秒(メカシャッター/電子先幕) 最高約5.0コマ/秒(電子シャッター) |
幅×高さ×奥行き | 約138.4(幅)×98.4(高さ)×88.4(奥行)mm |
重量 | 約670g(バッテリー、カード1を含む)/約588g(本体のみ) |
5. Fujifilm X-H2S

Fujifilm X-H2Sは、競馬撮影において高い性能と操作性を兼ね備えています。
最大40コマ/秒の高速連写性能と、第5世代X-Trans CMOS 5 HSセンサーにより、疾走する馬の動きを瞬時に捉えます。被写体検出AIは馬や騎手を認識し、正確で高速なフォーカスを提供します。さらに、フジノンレンズとの組み合わせで実現する美しい色再現と豊かな階調は、競馬の迫力や臨場感を引き立てます。7.0段分のボディ内手ブレ補正は動きの多い場面でも安定した撮影をサポート。防塵・防滴性能と軽量コンパクトな設計は、長時間の撮影や移動を伴う競馬場での使用に最適です。
X-H2Sは高速性と画質、堅牢性を備えた競馬撮影の信頼できる選択肢です。
製品名 | Fujifilm X-H2S |
---|---|
マウント | FUJIFILM Xマウント |
センサーサイズ | APS-Cサイズ X-Trans CMOS 5 HSセンサー 原色フィルター採用 |
有効画素数 | 約2616万画素 |
常用ISO感度 | 160~12800 |
高速連写コマ数 | 電子シャッター約15~40コマ/秒 メカニカルシャッター約10~15コマ/秒 |
幅×高さ×奥行き | 136.3mm(幅)×92.9mm(高さ)×84.6mm(奥行) |
重量 | 約660g(バッテリー、カード1を含む)/約579g(本体のみ) |
6. Panasonic Lumix GH7

Panasonic Lumix GH7は、競馬撮影において優れた性能を発揮します。
最大60コマ/秒の連写速度により、疾走する馬の一瞬の動きを逃さず捉えることが可能です。新たに搭載された像面位相差AFは、動く被写体への高精度なピント合わせを実現し、馬や騎手の追尾に最適です。さらに、強力な手ブレ補正機能により、手持ち撮影でも安定した映像を提供します。防塵・防滴設計の堅牢なボディは、競馬場の多様な環境下でも信頼性の高い撮影をサポートします。加えて、5.7K/60pや4K/120pの高解像度動画撮影に対応し、スローモーションで迫力ある競馬シーンを記録できます。
GH7は、静止画・動画ともに高い表現力を持つ、競馬撮影に適したカメラです
製品名 | Panasonic Lumix GH7 |
---|---|
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
センサーサイズ | 4/3型 裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサー |
有効画素数 | 約2,520万画素 |
常用ISO感度 | 200~25600 |
高速連写コマ数 | メカシャッター 【H:高速】 14コマ/秒(AFS/MF時)、10コマ/秒(AFC時)(LV) 【M:中速】 6コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 【L:低速】 2コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 電子先幕時 【H:高速】 14コマ/秒(AFS/MF時)、9コマ/秒(AFC時)(LV) 【M:中速】 6コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 【L:低速】 2コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 電子シャッター時 【SH75:超高速】75コマ/秒(AFS/MFのみ、AFCは不可) 【SH60:超高速】60コマ/秒(AFS/AFC/MF) 【SH20:超高速】20コマ/秒(AFS/AFC/MF) 【SH75 PRE:超高速】75コマ/秒(プリ連写)(AFS/MFのみ、AFCは不可) 【SH60 PRE:超高速】60コマ/秒(プリ連写)(AFS/AFC/MF) 【SH20 PRE:超高速】20コマ/秒(プリ連写)(AFS/AFC/MF) 【H:高速】 14コマ/秒(AFS/MF時)、9コマ/秒(AFC時)(LV) 【M:中速】 6コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 【L:低速】 2コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) |
幅×高さ×奥行き | 幅 約138.4mm×高さ約100.3mm×奥行約99.6mm |
重量 | 約660g(バッテリ約805g(本体、バッテリー、SDメモリーカード1枚含む)、約721g(本体のみ) |
7. Olympus OM-D E-M1 Mark III

Olympus OM-D E-M1 Mark IIIは、競馬撮影において軽量性と高性能を兼ね備えたカメラです。
最大18コマ/秒の高速連写と、動体予測性能を強化したAFシステムにより、疾走する馬の瞬間を正確に捉えます。また、最大7.5段分の手ブレ補正は、動きの多いシーンでも安定した撮影を可能にします。小型・軽量なボディは競馬場での長時間使用でも負担を軽減し、防塵・防滴・耐低温性能により、過酷な環境でも信頼性を発揮します。プロキャプチャーモードでは、シャッターボタンを押す前のシーンも記録でき、一瞬のチャンスを逃しません。
OM-D E-M1 Mark IIIは、機動性と精度を求める競馬撮影に最適なカメラです。
製品名 | Olympus OM-D E-M1 Mark III |
---|---|
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
センサーサイズ | 4/3型Live MOS センサー |
有効画素数 | 約2037万画素 |
常用ISO感度 | 200~25600 |
高速連写コマ数 | メカシャッター 【H:高速】 14コマ/秒(AFS/MF時)、10コマ/秒(AFC時)(LV) 【M:中速】 6コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 【L:低速】 2コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 電子先幕時 【H:高速】 14コマ/秒(AFS/MF時)、9コマ/秒(AFC時)(LV) 【M:中速】 6コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 【L:低速】 2コマ/秒(AFS/AFC/MF時)(LV) 〔連写H〕: 約15コマ/秒(10 - 15コマ/秒に設定可) 〔連写L〕: 約10コマ/秒(1- 10コマ/秒に設定可) 〔低振動連写L〕: 約8.5コマ/秒 〔静音連写H〕: 約60コマ/秒(15、20、30、60コマ/秒に設定可) 〔静音連写L〕: 約18コマ/秒(1 - 10、15、18コマ/秒に設定可) 〔プロキャプチャー連写H〕: 約60コマ/秒(15,、20、30、60コマ/秒に設定可) 〔プロキャプチャー連写L〕: 約18コマ/秒(10、15、18コマ/秒に設定可) |
幅×高さ×奥行き | 約134.1mm(W)×90.9mm(H)×68.9mm(D) |
重量 | カップなし:580g 本体のみ:504g |
8. Nikon D500

Nikon D500は、競馬撮影において高性能と信頼性を兼ね備えたカメラです。
約10コマ/秒の高速連写性能により、疾走する馬のダイナミックな動きを連続して捉えることができます。153点の高密度AFシステムは、動く被写体への正確な追尾性能を発揮し、馬や騎手を的確に捉えます。APS-Cセンサーの1.5倍クロップ効果により、遠くの被写体も引き寄せるように撮影可能。高感度性能も優れており、夕方や曇天の競馬場でもノイズの少ないクリアな画像を実現します。さらに、防塵・防滴設計の堅牢なボディは、競馬場の過酷な環境でも安心して使用可能です。
D500は、高速性、画質、耐久性を兼ね備えた競馬撮影に理想的な一台です。
製品名 | Nikon D500 |
---|---|
マウント | ニコンFマウント |
センサーサイズ | APS-Cサイズ DXフォーマット |
有効画素数 | 約2088万画素 |
常用ISO感度 | 100~51200 |
高速連写コマ数 | 低速連続撮影:約1~9コマ/秒 高速連続撮影:約10コマ/秒 静音連続撮影:約3コマ/秒 |
幅×高さ×奥行き | 約147×115×81mm |
重量 | 約860g(バッテリーおよびXQDカードを含む ボディーキャップを除く)、約760g(本体のみ) |
9. Nikon D5

Nikon D5は、競馬撮影に最適なプロフェッショナルモデルです。
最大12コマ/秒の高速連写と153点AFで、疾走する馬の動きに正確に追従。ISO102,400の高感度性能は曇天や夕暮れでも明るい写真を実現します。防塵防滴仕様の堅牢なボディは、過酷な競馬場環境でも安心。最大200枚のRAW連続撮影が可能な広いバッファ容量で、決定的瞬間を逃しません。
競馬特有のスピード感や迫力を鮮明に捉えるD5は、信頼性の高い競馬撮影のパートナーです。
製品名 | Nikon D5 |
---|---|
マウント | ニコンFマウント |
センサーサイズ | フルサイズCMOSセンサー、ニコンFXフォーマット |
有効画素数 | 2082万画素 |
常用ISO感度 | 100~102400 |
高速連写コマ数 | 低速連続撮影:約1~10コマ/秒 高速連続撮影:約10~12コマ/秒、約14コマ/秒(ミラーアップ) 静音連続撮影:約3コマ/秒 |
幅×高さ×奥行き | 約160×158.5×92mm |
重量 | XQDカード対応機種:約1405g(バッテリーおよびXQDカード2枚を含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約1235g(本体のみ) CFカード対応機種:約1415g(バッテリーおよびCFカード2枚を含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約1240g(本体のみ) |
10. Canon 1DX MarkIII

Canon EOS-1D X Mark IIIは、競馬撮影に特化した性能を持つフラッグシップモデルです。
最大16コマ/秒の光学ファインダー連写と191点AFシステムで、疾走する馬を正確に捉えます。ISO102,400(拡張ISO819,200)の高感度性能により、夕暮れや曇天でも鮮明な撮影が可能。デュアルCFexpressカード対応で高速データ処理と長時間連写を実現。防塵防滴仕様の堅牢なボディで、競馬場の過酷な環境にも対応。
1D X Mark IIIは、プロフェッショナルな競馬撮影に最適な一台です。
製品名 | Canon 1DX MarkIII |
---|---|
マウント | キヤノンEFマウント |
センサーサイズ | フルサイズCMOSセンサー |
有効画素数 | 約2010万画素 |
常用ISO感度 | 100~102400 |
高速連写コマ数 | 高速連続撮影: ファインダー撮影時:最高約16コマ/秒(16~3コマ/秒に設定可能) ライブビュー撮影時:最高約20コマ/秒 連続撮影: ファインダー撮影時:約10コマ/秒(15~2コマ/秒に設定可能) ライブビュー撮影時:約10コマ/秒 低速連続撮影: ファインダー撮影時:約3.0コマ/秒(14~1コマ/秒に設定可能) ライブビュー撮影時:約3.0コマ/秒ソフト連続撮影: ファインダー撮影時:約8.0コマ/秒(8~2コマ/秒に設定可能) ライブビュー撮影時:約10コマ/秒 ソフト低速連続撮影: フ ァインダー撮影時:約3.0コマ/秒(7~1コマ/秒に設定可能) ライブビュー撮影時:約3.0コマ/秒 |
幅×高さ×奥行き | 約158.0(幅)×167.6(高さ)×82.6(奥行)mm |
重量 | 約1440g(バッテリー、カードを含む)/約1250g(本体のみ) |
競馬を撮影する際の注意点

競馬場では撮影自体は可能ですが、以下の行為は禁止されています。周りの観客はもちろん、騎手・競走馬に迷惑をかけないようにマナーを守って撮影しましょう。
- 三脚など自立させる機材の使用
- 馬がいる場所でのフラッシュ撮影
- 昇降台や脚立の使用
- 営利目的の撮影
- SNSなどへのアップロードやライブ配信
JRA公式サイトで確認する場合はコチラ
まとめ
競馬撮影は、スピード感や躍動感を写真に収める、特別な魅力を持つ撮影ジャンルです。そのため、使用するカメラも被写体の速い動きに対応できる性能が必要不可欠です。
本記事では、初心者からプロフェッショナルまで、それぞれのニーズに合った10種類のカメラをご紹介しました。連写性能やAF性能、高感度性能、防塵・防滴性能などを比較検討し、自分の撮影スタイルや予算に合った機種を選ぶことが成功への鍵となります。
競馬撮影においては、機材の性能だけでなく、撮影テクニックや競馬場での位置取りも重要です。お気に入りのカメラを手に入れたら、実際に競馬場で撮影を楽しみながらスキルを磨いてみてください。きっと、スリリングな瞬間を捉えた素晴らしい一枚を撮影できるでしょう。
この記事が、あなたのカメラ選びの参考になれば幸いです。楽しい競馬撮影ライフをお過ごしください!
